石、もしくは先人の呟き ======================  石よ、お前は何を語りたい。  来し方無く、行く末無く、ただ言の端の響きを刻み付けるのみのお前は何を 話したい。  私がお前の目となろう。私がお前の耳となろう。物語りを歩ませておくれ。  終われば私が口となろう。お前の詩を物語らせておくれ。                      『吟遊詩人が石に捧げる詠唱』 石についてのルール ------------------  石は下記のように単語と共に短文が添えられています。まじないを行う時は 単語や短文が想起させる結果をもたらすことにしか用いることができません。 ほうじょう【豊饒】《石》      人よ、今宵は豊年の歌垣。酒を呷り、舞い、共に一夜を愉しまん。     今月今夜ばかりは人も巨人も妖精も、その隔ては無かろうぞ。     【技能】豊饒の詩:10