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いざ冒険は始まらん

著:ジェームズ・ワイアット

前回私はキャンペーンの始まりから終わりまでのあらすじを考え、かなり良い手ごたえを感じた。今回はこの大きな絵の細かなところに目を落とし――キャンペーンのうまいすべり出しに直結する――細部を考えることにする。

拠点

まず、私はカカラ村についてもう少し考えることにする。これは彼らの故郷、彼らにとって落ち着ける場所、そして冒険者が冒険の合間に行いたい事を行える場所として、キャラクターの良い拠点となるよう村に生命を吹き込む時間である。基本的に、役立つ拠点はノンプレイヤー・キャラクター、商業、そして物語的な要素、という3つのものが必要である。町人のキャラクターは村に現実感を与え、そしてキャラクターと人々の関係はほっとさせる。

住人のキャラクターの造形は村により現実感を与えるのに役立ち、彼らとキャラクターの関係は家にいるように感じさせることを助ける。私は最も重要な住人、名ばかりながらではあるものの、権威者から人物像を描いていくつもりである。

『ダンジョンマスターズ・ガイド』によればカカラの規模は村となっており領主は住んでおらず代理人である行政官が裁判や徴税を行なうと説明されている。私はそのあらかじめ用意された設定を変更するつもりだ。恐らく、南にある一番近い町、塔見の町には地方領主の屋敷があったが、過去に起こった帝国の没落により貴族の一族も滅びたのである。カカラは土地を持つ農民の自治に任され、彼らは中世の標準程度――彼らの周辺にいる怪物とやりあう必要さえなくなれば――に繁栄している。

私は最初の案で寄り合い所は村人が会議のために集まる場所であるとしたが、今回はその会議を年長の住人たちが主導しているとした。これの面白いところはカカラの住人がすべて人間だった頃にこの伝統が始まったというところである。現在の最長老は“嵐を見るもの”ビレルというエルフの娘で、ほんの130歳という元気な盛りである。彼女の知恵は歳相応のもので、町に住む他の長老たちは彼女の指導力に満足している。人間の長老のひとり、79歳になる気難しい老婦人マルティ・ヴェランは、人間の住人のみが最長老の地位と称号を持つことができると考えているが、彼女のような意見は少数派である。

私のキャンペーンに参加するプレイヤーのために、これらふたりの権威者は重要なものである。ひとつめに、町の指導者として、彼らはキャラクターへ町のために依頼をすること――いい換えれば、クエストを渡すこと――ができる。ふたつめに、権威者の間に確執があるとき、彼らは他の冒険を発生させることができる。マルティの考えに賛同する誰かが最長老のビレルを暗殺しようとしたらどうなるか? 冒険が起こり、以下のような真相を持つ。私はマルティの孫で、祖母が死ぬ前に最長老の称号を得るにふさわしいと考えている、デレク・ヴェランという人物を設定する。彼が少しのきっかけである日混乱してことを起こすかもしれないが、真の悪意を持つ何者かが彼を操っていたというほうがよりそれらしいかもしれない。

キャラクターが必要とする知力を使う技能を学ぶ方法――物知りな賢者、参事官、学者、のような――も必要だ。プレイヤーの心理やゲームを遊ぶ集団の文化の興味深い要素として、行き詰まった時にキャラクターは誰に助言を求めるか? というものがある。一部のプレイヤーは寺院へ向かうが、他にも賢者を尋ねる、男爵や他の貴族に話を聞く、街の居酒屋で噂を聞くなどの行動を取る。以前、キャンペーンに参加したプレイヤーは最初に寺院へ行く傾向があったが、私はまだ誰がキャンペーンに参加するのかわからないため、いくつか別の場所も用意するつもりである。

宗教を決める

さて、私の寺院は司祭を必要としている。村にいるバハムートの司祭はかつて冒険者だった老齢のドラゴンボーン、“銀鱗”カーラヴァスである。彼は冒険を離れて久しいが、村の司祭としては珍しくクレリックのレベルを持っている。彼は冒険者生活に未練があるため、彼よりも多くのいさおしがある者たちに少々嫉妬しおり、プレイヤー・キャラクターに対しても友好的ではない。キャラクターにそのわだかまりを乗り越えることができれば、彼らは彼が宗教学、歴史学、そして実践的なダンジョン探検の知識を具えていると知ることができる。

カカラでのドラゴンボーン

ダンジョン職人の連載初回を発表したとき、ドラゴンボーンという種族は第4版の大きな秘密だったため、私は村に住む種族の役割についての解説でドラゴンボーンをとり上げなかった。私はキャンペーンで彼らを、種族間でよくやっていけそうなドワーフと深く関連付けるつもりであるが、彼らはカカラで同じような役割を持っている。ドラゴンボーンは強力な軍人になる素質があり、しばしばドワーフの隊商に護衛を提供する。司祭のカーラヴァスのように数人のドラゴンボーンが村に入植しており、ドワーフの商人タドリック・ボーアシェルムの護衛として2人が働いている。

カーラヴァスの下では2人の非常勤司祭が助手を勤めている。この2人の農民は特別な聖日にの典礼で彼を助けている。彼らに名前はまだいらない――キャラクターがカーラヴァスと会話するときに、もうひとりほどバハムートの司祭が控えていると知ることができればよいのだ。彼ら2人は儀式術者(ritual caster)ではなく、彼らはキャラクターと共有できそうな情報も持っていない。

村の寺院にいる他の専業司祭は、人間でペイロアの司祭“太陽に祝福されし”カブラである。これをいぶかしむ向きの読者もいるかもしれない、私は村に関する最初の記事でペイロアは寺院の中でも大きな勢力で、一部の人々はバハムートの司祭が寺院の主神であることを不愉快に思っていると書いた。しかし私は彼女の立ち位置に人間以外の最長老に不快感を抱く人間の長老を置き、バハムートの司祭を人間以外にした――私は同じ構図を使いまわすことに危険を感じる。私はペイロアの司祭を人間以外にすることも考えたが、プレイヤーが寺院に関わるときに人間のキャラクターがいることは重要であると考えた。そのため私はカブラを人間にし、彼女はバハムートが名誉ある位置にあることを不愉快に思っていないということに注意するつもりである。実際、カブラはカカラの中でもっとも善良な性格の人物で、彼女は悪意や恨みをほとんど心に持つことがない。彼女は篤信と理想にあふれた若い女性である。彼女はシルヴァリームーンの大学で学び(自分用の注意:シルヴァリームーンには大学がある!)――実際の経験は不足しているものの、聡明である。

さてここで誰がバハムートの地位をよく思っていないかという問題が浮上する。私はそれをいくつかの別の方向から考えることができた。それは、充分歳を取りペイロアが没落する前の栄光を持っていた時代を知る他の長老である。私はマルティ・ヴェランひとりの不満を強化することもできたが、今はふくらみを潰して足りずに終わるよりも多くの物語を用意したほうがいい。おそらく不平を持つ人々は若い農民たち――まだ自分の農場を持たない十代の――で彼らは土地が痩せて危険なのはペイロアが村の寺院で置かれている状況に対して怒っているのだと考えている。これは面白い考え違いだが、私はそれをキャンペーンのために描いている主題では生かせない。私は後のキャンペーン用としてそれをファイルに加えた。

このとき、私はキャラクターがカカラ谷へ冒険に出るきっかけのひとつに日食についての古い予言を知っている狂ったペイロアの老司祭を関係させていたことを思い出した。これはカブラの前にペイロアの司祭だった、ジャンダーである。彼は信心深く真面目――本当に、村人のために真面目すぎるほどだった。彼は農民たちに対して暗黒の侵略への対策を怠っていると演説をぶち、時には隣人に対する慈悲と親切が足りないと彼らを公然と叱りつけたが効果は出なかった。結局村人たちは彼の代わりにカブラを選び、彼は新しい司祭(彼が考えるに人の心にある悪に対して非常に弱腰である)と同様にバハムートに対しても不満をつのらせている。彼は村を囲むやらいの中にある小屋に住んでいてめったに外出をしない。

寺院はまたモラディンとコードの聖堂も持つが、司祭は彼らの神への祈りで生計を立てているわけではない。それらの神に祈りや生贄を捧げたいキャラクターは聖堂でそうできるが、彼らは非常勤の司祭たちが適切な儀式を行なう聖日を待つこともできる。モラディンの司祭は村の鍛冶屋、オリン、屈強な人間の男である(私はここであえてモラディンの司祭を人間にすることでドワーフであるという固定観念に挑戦している。私はキャンペーンでモラディンがドワーフの神に分類されないことを望んでいるのだ。)コードの司祭はハーフエルフの老商人グレッダ、彼女は商売を始める以前にシルヴァリームーンで兵士をしていた。彼ら司祭は、儀式術者でも重要な情報を持っているわけでもないが、グレッダは彼女の商売づきあいによる市井の噂に敏い。

私の描いた司祭たちとふたりの長老は、私が必要考えている町での情報源、生命線となる儀式(特にキュア・ディシーズ、リムーヴ・アフリクション、レイズ・デッド)という要素のほとんどを満たしていると思う。私は後で村議会で発言する1、2人の長老が欲しくなるかもしれないが、今このとき彼らのことを考える必要はない。

万事おこたりなく

キャラクターが必要とする装備を買うための場所が村には必要である。カカラは大都市ではないし、冒険者がたむろしているわけでもない、店にいつもプレートアーマー、盗賊用具、そしてヒーリング・ポーションが売り物として並んでいるわけでもない。それらを彼らが入手できるのは、村をシルヴァリームーンへ行き来する隊商が通りがかるときである。しかし、それは私がこれらの取引に表情を持たせることができないというわけではなく――隊商を運営している豪商はカカラに代理人を常駐させている。

ここで最も重要な代理人は、ドワーフの商人タドリック・ボーアシェルム、このドワーフはシルヴァリームーンに拠点を置く月剣商会と取引がある。タドリックはカカラで最も金持ちの住人で、彼はドラゴンボーンの護衛2人なしでは決して人前に出ない。彼は誰のどんなものにでも正しい値段をつけることができるのを自慢し、冒険者と取引をしたがっている(彼らはたいてい金払いが良いのである。)。彼はキャラクターが買おうとしている珍しい道具を仲介できる最も有望な人物である。

ひとりの代理人はキャラクターの欲求を満たすには充分だが、ふたりめの代理人は競争と衝突を演出し、それは冒険へ発展する可能性がある。私はすでに退役兵士にしてコードの司祭、そして商人であるグレッダについて言及している。彼女は本拠を湖の町に置く競争相手の商会、ブリンディンフォード廻船(そう『夢でささやく者』の町である)と関係している。ブリンディンフォード廻船は月剣商会より小規模で、グレッダが冒険者の求める道具のほとんどを仕入れることは困難である。私はキャラクターがタドリックよりも彼女との取引を求める理由――すぐに表へ出ない競争原理による利点――を考えたい。

鍛冶屋のオリンは農具と蹄鉄を作っているが、暇があるなら彼は武器や簡単な鎧を鍛えることもかなり得意である。キャラクターはタドリックやグレッダからプレートアーマーを買おうとするかもしれないが、私は彼に鎧鍛冶の徒弟、タルマをつけることにする。また、村にはドワーフの鍛冶屋で武器鍛冶のハラクもいて、彼はより繊細な仕事をする。

私はキャンペーンにおいてキャラクターが日常の風景として魔法のアイテムを売買して欲しくはない――これは好みの問題だが、幸いなことにゲームはこの欲求を解決してくれる。キャラクターはエンチャント・マジック・アイテム(Enchant Magic Item)の儀式が使えるようになる前にタドリックやグレッダから特定の魔法のアイテムを買うかもしれないし、不要なアイテムを売るかもしれないが、私はそれが規則的なものであるよりは例外であってほしい。とにかく“魔法のアイテム屋”はカカラに存在しない。

カカラの物語

私は何段階かをふんで村の中で冒険に拡大できる物語の――不満をもつ長老マルティ(訳註:原文ではVeranだが文脈として正しいものに修正した)(と彼女の孫)、狂ったペイロアの預言者、競争している商会――概要をまとめた。私がここで追加するべきものはふたつ、プレイヤー・キャラクターの背景設定に繋げられる要素とキャンペーンのあらすじに繋げられる要素である。

私が出版用にカカラを作るなら、リッチ・ベイカーが『ダンジョンマスターズ・ガイド』向けに作成した落ちた頂の町のように、私は多くの時間をPCの背景設定に繋がる要素に費やすだろう。私は『ダンジョンマスターズ・ガイド』の208〜209ページのようにあらゆる種族とあらゆるクラスが興味深く導入されるようにする。しかし、私は自分でやるキャンペーンのためにカカラを設計しているので、そうする必要はない。私はここでプレイヤーのキャラクターが村とどんな関わりを持っているかを知る必要があるが、それはプレイヤーの協力が必須となる。これはプレイヤーが私のキャンペーンを所有する最初にして最高の機会であり、そこには私の盛り上げていきたいものがある。

私がキャラクターと物語の繋がりについて話すとき、私はキャラクターとキャンペーンの冒険との接続に使えるものならば何でも利用する。プレイヤー・キャラクターとNPC、場所、その他世界に存在するどんなものとの繋がりもキャンペーンの潜在的な結節点となる。それは、「ゴブリンが君の母親を誘拐した!」と言ったNPCとの関係がそのNPCに関連づけられたすべてのものに繋がっているというほど強引な必要はない。もしデレク・ヴェラン(マルティの孫)がPCのひとりと同僚で友人だったらどうか? 祖母が正統な地位を得るために彼が行動しているならば、PCには興味深い事件になる。何かがビレルの身に起こってとマルティが巻き込まれ、デレクは友人であるPCのもとへ助けを求めにくるかもしれない。

私は異なる種族同士がカカラでどんな役割を持っているかを最初の記事に書き、プレイヤーと一緒に背景設定との繋がりについて考えていることも覚えている。しかし最も重要なのはプレイヤーの関心と彼らのキャラクターが持つ欲求である。

私のところにはまだプレイヤーがいないので、この仕事をする段階ではない。たとえば、私の息子であるカーターがドラゴンボーンのウォーロードをやりたいと言ったとする。さて、私はドラゴンボーンがしばしば月剣商会のドワーフから隊商の護衛として雇われているとこの記事で書いた。この仕事は若いウォーロードの訓練に適しているが、カーターにとって魅力が無かったらどうしようか? 彼は歴史家で、田舎にある古いドラゴンボーンの遺跡を調査している。よろしい、それは冒険の助けになるので、我々はその設定を採用する。彼の両親(や叔父)のうちひとりはタドリックの護衛なので、彼はカカラを我が家と呼ぶ。おそらくカカラ谷のダンジョンは――少なくとも上層部については――ドラゴンボーンが建造したものだろう。こうして、カーターのキャラクターは最初のダンジョンを探検するための新しい動機を持った。

キャンペーンのあらすじについて書いたことを振り返ると、カカラが必要としている要素で最も新しいものは黄玉修道会の存在をほのめかすことである。『Lords of Madness』にある対異形組織のうち、私は彼らが最もカカラに直接的な影響を及ぼせそうであると感じたのだ。それはバハムート、モラディン、そしてペイロアを信仰する聖騎士の修道会で、文明を持つ種族を異形から護るために活動している。

ここで、私はちょっとした伏線を張ることにした。私の中では、キャンペーンの早いうちからこの組織をプレイヤーに印象づけ――キャンペーン最大の主題が前もって示されることで、彼らが規範の道(Paragon tier)へたどり着いたとき、キャラクターの何人かは正式に修道会へ参加して欲しい――という欲求がある。一方で、私はPCが存在する理由のすべてがある村に強力なNPCを配置したくない。腐敗がカカラ谷から広がっているなら、なぜ黄玉修道会の騎士たちは、未熟な冒険者が未知の力が干渉し、危険にさらされた谷へ向かうのを座視しているのだろうか?

カカラで真に必要とされているものは――数年前カカラ谷で姿を消し、彼か彼女が愛した者に黄玉の瞳を持つ大事なバハムートの聖印を託したままにしている、行方不明になった黄玉修道会の騎士である。何より、愛した者はPCのひとりかもしれない。キャラクターは彼女の父が遺した形見としてその聖印を大切にするかもしれないが、その重要性を知らない。それはもうひとつの良いカカラ谷との関わりであり、黄玉騎士団へ繋がる伏線でもある。

さらに

私が最初にカカラに住むNPC名簿を作るときあまり気にしなかったことのひとつにすべてのコア種族が含まれているか確認することがある。ハーフリング、シフター、そしてエラドリンを何人かづつ名簿に書き込むことで、この最初の省略を隠す。

“河の友”ハーンデル長老はカカラに住むハーフリングの非公式な指導者で、村議会ではハーフリングの肩を持つ発言をする傾向がある。

“看視者”シエラは農場と荒野の境界で巡視隊を先導しているシフターである。彼女は腕利きの追跡者にして自然主義者で、野外と近隣の土地に関する情報源として利用することができる。

私が『プレイヤーズ・ハンドブック』の種族をカカラに配置するときにエラドリンのを棚上げにしていたので、ついにそこへ戻ることになった。私はカカラ谷の底に幽閉された炎のごとき存在が逃げたときにエルフが住む森が焼き尽くされたとした。私はその前に森が世界のあわいにある“薄い場所”であるとほのめかし、森のエルフと妖精郷のエラドリンはしばしば交流を持っているとした。私はくだんの異形のように強力な存在が道を通れば物質界の向こうにも影響をおよぼすと考え、妖精郷にあったエラドリンの共同体も破壊され、難民はふたつの方向――他の妖精郷や、カカラ――へ向かったとするつもりである。

こうして規定されたことで、私はエラドリンの亡命貴族、ラムユナリアを考えた。彼女は誇り高く超然としており、無用の長物となってしまった爵位をよすがとしている。

最後にカカラが必要としているのは“守備隊長”の人物である。村にはひとりも専業軍人がいないため、防衛のすべてを民兵に頼っているが、民兵団の顔となってキャラクターと交流しあえる者が必要だ。招集し、訓練し、一朝事あらば民兵団を指揮する役割を請け負った農民は、トム・マルテである。

私がカカラのために作ったキャラクターについての概要は以下の通りである。

次回は、私はどのように情報を整理しキャンペーンが動き出してからどのようにそれをプレイヤーに示すべきかについて語ろうと思う。

著者について

ジェームズ・ワイアットD&Dのリード・ストーリー・デザイナーにしてD&D第4版リード・デザイナーのひとりである。彼は7年以上ウィザーズ・オヴ・コースト社に勤め、『エベロン・ワールドガイド』『City of the Spider Queen』、そして『Oriental Adventures』といった受賞暦のある世界設定や冒険シナリオの執筆や共同執筆に携わった。彼の最も新しい仕事は『Expedition to Castle Ravenloft』『Cormyr: The Tearing of the Weave』そして、『The Forge of War』である。ごく最近、彼は第4版の『ダンジョンマスターズ・ガイド』を執筆した。

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